アイドル柴
ちょっと日が開いてしまいましたが、金曜日の夕方の散歩のことでした。
いつもの散歩コースに近所の広場があります。ここは本当に文字通り「広場」で、な~んにもないただの広場で、しかしながらそれ故に子供からお年寄りまで色々使われている用途多彩な広場なのですが。
この日はいつもより人がたくさんいました。しかし子供ではなく、若い人たちばかりが遊んでいました。
サッカーをしている兄ちゃんたち、バドミントンやボールで遊んでいる若いカップルなど。
人が多かったので、今日は昴のリードを伸ばして走らせられないなあ、ちょっと歩いて出よう、と思っていたのに。
昴のアホはそんなことおかまいなく、いやむしろたくさん人がいることに興奮したように、そのヤングな方々の元へ突進していってしまった。
まずは、おもちゃのボールで遊んでいた甘酸っぱい香りプンプンの若いカップルの元へ。お姉ちゃんがすごい美人だった。
若いカップルは二人とも犬好き、しかも柴犬好きなようで、昴を見て二人して「可愛い可愛い」と言ってくれて、手にしていたボールを昴に貸してくれました。
ボール大好きな昴はさっそくボールにじゃれつきます。が・・・頼むよ昴。それは借り物だろ。お前のじゃないんだよ。だからお前のヨダレと砂でドロドロにすんな。
この時、ウエットティッシュを持っていなかったらどうしようかと思ったところだ。マジで。
ボールを綺麗にして兄ちゃんに返したのですが、昴は期待に満ち満ちた瞳で、兄ちゃんの前にお座り。
「ボールを持っている人は、投げてくれる」。これ、昴の中の常識。
「そんな期待した目で見るなよ」と、兄ちゃん苦笑い。
昴が次に突撃していったのは、横でサッカーの練習をしている5人の若い兄ちゃんたちの元。
数週間前にも昴は同じように、ここでサッカーをしていた兄ちゃんたちに遊んでもらったことがある。
その時と同じ人だかは覚えていないが、その時はまだリードを長く出来るフレキシブルリードを持っていなかったので、思う存分昴にサッカーをさせてあげられなかった。
しかし今日はそのフレキシブルリードである。5人の若い兄ちゃんたちがみんな昴を友好的に迎えてくれたので、一緒にサッカーをして遊ばせてもらった。
「おい、犬がディフェンスしてるぞ!」
まだ小さいので、ボールを蹴ることは出来ないけれど、ボールの動きに逐一反応して動く昴は、いいディフェンス役になっていたようで、ボールを持った兄ちゃんは昴を抜くように遊んでいました。
最近の若い人って怖いっていうイメージが強いけれど。
この広場で遊んでいる若い兄ちゃんたちは友好的な人が多い。
子供なら小学1~2年生ぐらいまでなら昴を見てすぐ寄ってきて、一緒に遊ぶ子が多いけれど(昴は子供好き)、小学3年生から中学生、高校生ぐらいまでぐらいの子はあまり寄ってきてくれない。昴のことは「可愛い」って言って撫でていくけれど、飼い主のワタクシはまるで無視、っていう子もいる(『触っていいですか、ぐらい聞け。噛まれても知らんぞ。噛まないけどさ)。やはりそういう知らない大人とコミュニケーションはとりたくない年齢なのだろうか。人によると思うけれど。
だけど、それ以上になると今度は友好的な人が多くなるような気がする。礼儀とかもちゃんと知っている年齢になるので、こちらもとても気分よく話せる。
ババくさいことを言ってしまったが、何が言いたいかというと、こうやって知らない人に可愛がってもらい、遊んでもらえる昴は幸せだと思うということ。
こうして昴はますます人間好きな犬になっていく。いいことだ。
また広場で会ったら、遊んでやってください兄ちゃんたち。
ま、こうして可愛がってもらえるのも子犬のうちだけだと思うけどね。
本日の名犬度。+20。
←サッカーする兄ちゃんと昴。携帯写真なので小さくてすまぬ。
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コメント
エ?!飼い主のこと無視しといて、ワンコに触る輩がいるの?
マジで噛んでもしらねーゼってカンジだね(笑)
小吉は人が大好き過ぎて、スグ飛びついちゃうので
今は『人、遠避け強化月間』中(笑)
近づく人には申し訳ないが「噛みますよ~」ってウソついてます(汗)
投稿: 副店長 | 2005年7月19日 (火) 12時41分
いるんですよ、そういう輩が。
ワタクシが出会ったのは公園にたむろしていた中学生女子でした。
昴も人が大好きで、すぐ飛びつきますが・・・小吉くん、そんなにすぐ飛びつきましたっけ?
ちなみに昴の場合、おやつをくれる人か、びっじーんでわっかーいお姉ちゃんにはすぐ飛びつきますが、それ以外の方にはすり寄るだけで飛びついたりはしないかも・・・。
人を見るのか昴。ヤなヤツだな!
投稿: 真島サキ | 2005年7月19日 (火) 20時43分