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2005年7月11日 (月)

昴の大好きな人

散歩デビューから1ヶ月弱。大分昴も外の世界に慣れてきた。
今ではすっかり散歩大好き小僧になっており、「散歩だ!」という気配を感じるとそのテンションは一気に高まる。
昨日ようやく実感したことなのだが、ご近所の犬飼いの方々の間ですっかり昴は有名になっているようだった。ご近所に今年デビューの子犬が少ないせいか(いても小型犬なので、子犬かどうかの区別が付きにくい)、見るからに子供、という昴は非常に印象に残るようだ。
しかも、会う人会う犬にご挨拶をさせ、聞かれるままに「柴犬の昴です」と自己紹介をしていたもんだから、今では犬を連れた人に会うと大概「あら昴くん」と声をかけてもらえるようになっている。
しかし、最悪なことに飼い主のほうはよその犬&飼い主様をちっとも覚えられず、「初めまして」とご挨拶して「前にも会いましたよ」と返されてしまい、赤っ恥をかく日々である。
そんな有名人昴は、相も変わらず犬を見ると突進していくのだが、その中でも会うと喜びがピークに達する犬がいる。

その名はジャッキー。柴犬と狐のMIX犬(飼い主談)。まあそれは冗談にしても、柴犬をベースにいろんな血が混じってる感じがする犬である。
しかしこのジャッキー、非常におりこうな犬で、もう立派なオスの成犬であるにもかかわらず、うるさい子供の昴がしつこくフンフンと尻の匂いを嗅いでもまったく怒らずに好きにさせてくれるありがたい犬なのである。
オスの成犬でこれほど温和で優しい犬はまず滅多に見ない。だからなのか昴はジャッキーが大好きだ。
しかもジャッキーの飼い主のおっちゃんが常に大量のおやつを持ち歩いている人で、昴にもいつもおやつをたくさんくれる。おやつをくれる人はもれなく大好きな昴は当然このおっちゃんのことも大好きで、したがってジャッキーに会うと喜びは2乗となるわけである。
昨日の夕方の散歩でもジャッキー&おっちゃんに会い、しかも2度も遭遇したため、昴のボルテージはすごいものだったが、今朝もまた会ったとダンナが言っていた。
そしてまたおやつを大量にもらったようで、朝から昴のテンションは最高潮だったらしい。それゆえか、今日のジャッキーは少々昴に対し引いていたようだったと言う。
その喜びと、今日は朝から暑かったせいでなかなか昴が歩かず、会社に行かねばならないダンナは相当にイライラしていた。しかし当の昴は非常に楽しかったらしく、あまりのテンションによろけながらも、留守番のワタクシに突進してくる昴の笑顔を見たときは、あまりのアホ面にどうしようかと思ったぐらいだ。

昨日、散歩途中で出会ったダックスフンドの蓮くんのお母さんから聞いた話だが、この近所で柴犬の子供が脱走して行方不明らしい。

「柴犬の4ヶ月の子供だって言うから『えっ、昴くん?』って思わず聞いちゃったわよ。だけどメスだって言うから。昴くん以外の柴犬の子ってあまり見たことないんだけど、迷子札がついてるっていうから、見かけたら保護してあげて」

そう、蓮くんのお母さんは言っていた。
行方不明になった柴犬のことは気になるけれど、そんな緊急事態のとき、近所の人たちに犬のことを知っていてもらうとすごく便利で心強いだろうなあ、と思った。
だから、昴が有名犬になっているということはきっといいことなんだろう。そう信じてみる。

本日の名犬度。+30。

2005071101 ←機嫌がいいときの昴のアホ面。

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