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2006年6月 4日 (日)

モテ犬と非モテ犬

口元だけ見ても、すぐに誰だかわかるロナウジーニョの顔ってすごいな。こんにちは、真島です。
(セゾンカードのCM)

金曜日、マブダチバロンと一緒に、かねてから行きたいと思っていたドッグカフェ「SUNTRAP」へ行ってきました。
ここ実は、うちから車で10分ほどなのです。最も近いカフェと言えるでしょう。なのに今まで一度も行ったことがなかったのですね。
小さなドッグランが併設されているとは知っていたのですが、まさか店内もすべて犬がフリーで動き回れるようになっているとは知りませんでした。
普通ドッグカフェとは、犬と一緒に入れるけれども、犬はリードでがっちり繋がれているでしょう?でも、ここは違うのです。店内もテラスもドッグランも、オールドッグラン状態です。
常連さんが多いお店のようなので、こういうことも可能なのかな。
何にせよ、繋がれることが大嫌いな昴には天国のようなカフェです。
・・・でも、他の子と接するのを怖がる子には向かない場所かも(無論、そういう場合は配慮してもらえるようですけど)。

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↑いつも通りの昴とバロン。

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↑しかしこの日は何故か、あまり母ちゃんの側から離れてはいかなかった昴。いつもこうならいいのに。

さて、この日ワタクシはここで、あるひとつのことに気づいてしまいました。
それはごく当たり前のことだけれど、とても非情な真実。

我々人間と言うのは、よく2通りの人間に分類されます。
すなわち、「モテる人間」と「モテない人間」。
人種、性別の如何を問わず、どこの世界にも必ず「モテる人間」と「モテない人間」というのはいて、その比率は大体2:8ぐらいではないかと思われます(自分的観測)。
それで人間の価値が決まるわけじゃないとか、差別はよくないとか言いましても、結局のところやはり「モテる人間」は人生において勝者であり、「モテない人間」は敗者として、モテ人間の放つ眩しいオーラに当てられつつ、ハンカチを噛み締めながら同じ境遇の者達と徒党を組み、サバトのごとき呪詛の言葉を呟き続けてさらに非モテの底なし沼に沈んでいくと言う悪循環を繰り返すわけです。
しかし、そんな厳しくも悲しい人間界のカースト制度が、なんと犬の世界でも存在したのです。

この日のバロンは何故か非常にテンション高く、店内を隅から隅まで走り回り、挙句の果てにはキッチンやお店の裏までも入り込んで、何度も何度も飼い主であるJakarandaさまに叱られていました。
しかも、最近よくやるバロンの悪癖がここでも炸裂。お水のお皿に足を突っ込み、ザバザバと掻き出して全部零してしまうのです。
テラスの床も店内の床も水びたしで、また叱られるバロン。
しかしながらバロンは、他の犬たちにモテモテでした。
お店の看板犬ロブくんや、フレンチブルのベルちゃんはバロンを大変気に入って、いつも後ろをくっついておりました。
ロブくんとベルちゃんはバロンを巡って争奪戦まで起こしたほど。
元々バロンは、どこへ行っても人気者です。あちこちに仲良しの子がいて、中でもギャルたちの人気は特筆モノ。
それに比べて昴ときたら、ホントにモテない。会うといつでも側にいるというぐらい仲のよい女の子など、柴犬のショコラちゃんぐらいしか思いつかないほど。
もっとも、ショコラちゃんは保育園でしか会えず、なおかつショコラちゃん自身もたまにしか保育園に来ないので、会える確率は相当に低いです。過去2回しか会っていないのですから。

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↑集団で遊びに興じる若い面々。昴バロンの他フレンチブルのベルちゃんにボストンテリアのパブちゃん。わかりにくいけれど、パブちゃんの後ろにEコッカーのランスくんがいる。

何故バロンはこんなにもモテて昴はモテないのか。
その理由をワタクシは探ってみました。

バロンの性格は、言うならばリーダー的存在。
強くて堂々としていて、それでいて懐っこくて明るい。いつも輪の中心にいるタイプ。
対して昴は、気ままで自分勝手。決して懐っこくないわけじゃないけれど、自分のペースを決して崩さない。
そもそも犬というのは群れを成して生きる動物であり、その群れを率いるリーダーが常に周囲の注目と尊敬を集めています。
だから、バロンのようなリーダー的存在の犬がモテるのは、至極当然のこと。
逆に昴のように、周囲の空気に合わせず、自分の思うままに動くようなヤツは、群れの和を乱す存在としてモテないのはこれまた当然。
普段からバロンは他の子に対し、自分の尻もちゃんと嗅がせるし、声をかけられたり誘われたりしたら出来うる限り相手にしたり、ちゃんと振り返ったりしています。
周囲に細かく気配りが出来る、モテの重要な条件を満たしているわけです。
なのに昴ときたら、自分は相手の尻をガンガン嗅ぐくせに、自分の尻はなかなか嗅がせようとしない。なおかつ自分が満足するまで匂いを嗅いだらもう興味を失って、相手がどんなに誘ってきても無反応だったり。
一緒に追いかけっこなどをしていても、途中で興味を引かれるものがあったらすいっとそっちへ走っていってしまう。一緒に遊んでいた子は置いてけぼり。
そんな自分勝手なヤツ、人間界でもそりゃモテんわ。

帰りに昴のご飯を買いに、グランベリーモールのJokerに立ち寄ったとき、すれ違ったおばさんが昴を見て「あらあの子、すごくいい顔した柴ちゃんね~」と言ってくださいました。
しかしそれを聞きながら、「おばちゃんありがと。でも人間から見ていい顔であっても、昴はモテんのだよ・・・」と思っていたワタクシの目には、うっすら涙が光っておりましたとさ。

本日の名犬度。探せば探すほど、モテの要素が見つからない。-40。

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コメント

うーん。サキさんの鋭い観察力・分析力に脱帽です。
確かに、バロン君はリーダー的存在で、周りに気を配っているような感じですね。
先日、バロン君とJakarandaさん夫妻に、ワンドリームで遊んでいただいたのですが、ふと思い返すと、なるほど!サキさんの言うとおりだ。と思いながら読んでいました。
でも私的には、昴くんは気ままでマイペースなところが、魅力のひとつだと思うのです。
花梨は誰とでも仲良くしたくて遊びたい盛りですが、昴くんとはなかなか絡めなかったけど、先日のドッグランフェスタで、ちょっとだけ距離が縮まったかも!?と思っているので、是非是非、また遊びましょう~♪
でも、花梨は昴君の好みじゃないかなぁ?(笑)

そうそう、SUNTRAPって私も先日、友達とドッグカフェに行こうと思ってネットで検索したらヒットした場所でした。迷って迷って違う場所に行ったのですが、私も行きたいなぁ~。週末しか行けないけど、もしご主人がゴルフでいないときなど、悶々としている時があったら、是非声を掛けてくださいね!!!

投稿: おやぶん | 2006年6月 4日 (日) 20時58分

なるほど サキさんの願望が良く出ている分析とみました
でもさあ 個性なんだから それで良いじゃない
シンバもあまり他のワンコとは遊ばなくなりました
挨拶をすると後はもういいみたいで 絡んでは行きませんのよ
ワイワイ遊ぶのが好きなワンコ 側で見ているのが好きなワンコ
いろいろ居るんではないかと思います

ケンカをしなければそれでいいのだ
ところでこのドッグカフェ いいですねー 
出かけてみようかな

投稿: 4丁目のフジタ | 2006年6月 4日 (日) 23時06分

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投稿: ぴーかん | 2006年6月 5日 (月) 10時21分

昴くんはロンと似た性格なんでしょうか。

ロンも相手の臭いは嗅ぎたがるけど他の犬に嗅がれると嫌がります。

それで興味がなくなるとそっぽ向いて知らん顔なんですよー。

そんなとこが柴の良さなのかもしれないですけどねー。

投稿: カズ | 2006年6月 5日 (月) 10時49分

相○原公園の近くのカフェ、○チのイスも店内は犬フリーOKで常連さんばかりの様でしたが、決してバロンをフリーにする気は起きなかったなぁ。一切しつけられていないある特定犬種ばかりで辟易しましたよ。もう二度と行かないでしょう。
いや、そんな事はとにかく、昴はフリーの状態にも関わらず、いつもサキさんの傍に控えていたよね・・・。眩しかったさ。バロンなんてまったりする時も私から離れてたし、兎に角私に寄り付きゃしない。呼んでも来ない。どうも最近、奴に嫌われている気がしてならないです。腹立つ~。

投稿: Jakaranda | 2006年6月 5日 (月) 15時56分

サキさんの鋭い分析、なるほど~!と大きくうなずきながら読ませていただきました。
でも、JakarandaさんはJakarandaさんで、違うポイントでサキさん&昴くんをうらやましそうに見ているのがおもしろいなー、と(笑)。
フジタセンセイもおっしゃってるように、それぞれの個性ですね。
私は昴くんもバロンくんもどっちのタイプも好きなんだけどな~、って人間にモテても仕方ないのか(笑)
(でも人間だとうちのダンナのように、今となっては非モテ男の方が安心できる訳でして・・・って関係な~い!)

ところで私事ですが、ライブドアに見切りをつけてブログのお引越しをば敢行いたしました。
これからもよろしくお願いしますね!

投稿: しばこ | 2006年6月 6日 (火) 10時04分

サキさんの分析結果を見る限り、八雲も完全にモテナイ犬です。
自分勝手でマイペース。
自分から匂い嗅ぎに行くくせに、他の犬には中々嗅がせない。。。
バロンくんのようなモテ犬には永遠になれないだろうなあ。

投稿: バルママ | 2006年6月 6日 (火) 22時10分

おやぶんさま

お返事が大変遅くなって申し訳ありません。
そうでしょう、バロンはリーダー的存在でしょう。
昴もバロンも、あまり年下が好きでないのは同じなんですが、昴と比べるとやはりバロンのほうが年下の子とも遊んでいます。
昴はダメ。1対1なら遊ぶんですが、集団の中にいるとやっぱり相手にしない。
昨日も某ドッグランで7ヶ月の黒柴の子がいたんですが、ガン無視状態でした。
自分だって1歳ちょっとなんだから、大して変わらないのにねえ。
花梨ちゃんとも1対1なら間違いなく遊ぶでしょう。
一緒にフジタ先生のレッスンを受けるときが楽しみです。

SUNTRAP、そんなに迷うようなところじゃないですけど・・・。
うちからだと2~3回しか交差点曲がりません。
今度ご案内いたしますよ。

投稿: 真島サキ | 2006年6月 8日 (木) 15時31分

4丁目のフジタさま

願望ですかねえ、やっぱり。
昴もシンバと同じで、最近は挨拶さえすればもう満足のようで、すぐに興味を失ってしまいます。
相変わらず挨拶は自分のほうからガンガン行くくせに、相手の子が遊ぶ気になった頃にはもうそっぽを向いていて、相手に申し訳ない。
1歳を越えると、随分と変わってくるものだなあと思いました。
・・・変わらない子もいるのですが。
でもまあ、ケンカしないのはいいことですよね。昴の一番いいところは、絶対に噛まないことだとミスターにも褒められましたよ。

このカフェ、メニューは少々少ないですが、とてもアットホームなところですよ。
テラスも広いし、何より犬をフリーに出来るしで、お勧めです。
一度行ってみてくださいね。

投稿: 真島サキ | 2006年6月 8日 (木) 15時36分

ぴーかんさま

うちのブログはとてもコンテストなどに出せるようなシロモノではないと思っております。
が、ご紹介ありがとうございました。
少し考えてみます。

投稿: 真島サキ | 2006年6月 8日 (木) 15時37分

カズさま

そうですね、昴とロンくんは確かに似たところがあるかもしれません。
ただまあ、昴のほうが圧倒的に甘ったれだとは思いますが(笑)
他の犬の尻は率先して嗅ぐけれど、自分の尻は絶対に嗅がせない。
匂いを嗅いで相手のことがわかったら、もうどうでもよくなる。
これって確かに柴に多い特徴かも・・・。
孤高のイメージが強い日本犬ですが、最近はやたらフレンドリーな子も多いと言うのに。
もっとも、昴もパピーの頃はそうでしたが。

投稿: 真島サキ | 2006年6月 8日 (木) 18時38分

Jakarandaさま

うう~ん、そのお店は外から見ている限り、結構小さいお店でしょう?
SUNTRAPよりもお店の面積が小さいのなら、特定の犬種ばかりになってしまうのかも。
まあもっとも、特定の犬種だろうと、そういう場に犬を連れて行くのならば、しつけをしておくのは絶対条件だと思うんですけどね。
頼むよホントに。どうしてこう小型犬は全然しつけしてないのに、平気な顔している人多いんだろう(あ、小型犬って決め付けちゃったよ)
昴はアホなので、そんな吠えまくる小型犬にでも近づいていってしまうから困り者・・・。
相手の飼い主に嫌な顔されるのはワタクシなんだよー。

投稿: 真島サキ | 2006年6月 8日 (木) 18時45分

しばこさま

昴とバロンは全然性格が違うので、比べてみるとなかなか面白いです。
でもまあ、お互いに自分とこの犬にはない点を羨ましがる・・・。ないものねだりですね。
でも確かに、それは個々の個性ですから羨ましがってもしょうがないんですよね。
ちなみに昴は確かに人間にはそこそこモテますが、人間に対しても気まぐれなので、可愛がってくれる相手にそっぽを向くので、飼い主はいつも立場が悪いです。
(ちなみに昴の先生ミスターフジタと4丁目のフジタさまは別人ですよ~)

またメール送りました。どうぞよろしくお願いします。

投稿: 真島サキ | 2006年6月 8日 (木) 18時53分

バルママさま

どうも一般的に「柴犬らしい」と言われる性格をしていると、犬社会ではモテないようです。
人間だと孤高の男は「影がある」とか言われてモテるようですが(イチローとか中田英とか)、犬社会ではまったくそういうことはないようです。
昴ももう、バロンのようなモテ犬には一生なれないと思うので、せめて人間には愛想のいい犬になって欲しいのですが、こちらも気まぐれなため難しい・・・。
おやつを持っていれば愛想を振りまきまくりますけどね(笑)

投稿: 真島サキ | 2006年6月 8日 (木) 18時57分

サキさん、「昴の一番いいところは、絶対に噛まないことだとミスターにも褒められました」これってとっても大切な事だと思う。(切実)
でも、どんなコでも‘そのコの個性’として飼い主である人間が理解していればそのコは幸せなんじゃないかな…と思う。
人間もそうだけど、ホントにイロイロな性格なコがいる。
私から見ると昴クンとサキさんの関係ってステキだと思うよ。

もちろん、全部知らないけど…ブログを見る限りでは‘愛’が溢れてるもん。(笑)

だから、多少重くっても(ダイエットだと思って)頑張って移動するのよっっっ!(笑)

投稿: gabo | 2006年6月 9日 (金) 10時33分

gaboさま

他の部分はダメダメの昴ですが、本当に噛まないことだけは助かっております。
昴が我が家に来て1ヵ月もたたないうちに先生のレッスンを始め、最初に叩き直したのが「噛み癖」でした。
これまで犬を飼っていなかった立場から言って、一番困る犬は「噛む犬」と「やたら吠える犬」だと思っていたので、ここだけはとにかく徹底的にしつけないと、と考えていたからです。
でも昴は元々興奮症でもなかったし、気性の落ち着いている子だったので、ど素人のワタクシたちにはとても助かりました。
昴は犬社会ではモテない男ですが、それも昴の個性なので仕方ないですね。
昴自身が特にそれを気にしていないようなので、本人は幸せなのだと思います。

ところで、飼い主のダイエットはようやく体重が順調に落ちるようになってきましたよ(笑)

投稿: 真島サキ | 2006年6月11日 (日) 18時23分

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