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2006年8月 1日 (火)

ちょっと考えた

ようやく梅雨明けですね。まだまだ夏らしくはないけれど、湿気が低くなってきてホッと安堵しています。こんにちは、真島です。

昨日、またイチローくんに会いました。いつもならば他の子に会うと尻込みしてしまう気弱なイチローくんですが、何故か昴だけは好きなようで、ずっとそばで匂いを嗅ぎ続けています。
多分理由は2つ。昴が怒らないのと、昴が去勢しているためでしょう(イチローくんは未去勢)

そこでまたイチロー母さまと立ち話。
先週イチローくんの吠え癖に困っていたイチロー母さまにミスターフジタをご紹介したところ、週末にミスターに連絡を取ったそうです。現在はミスターからのカウンセリング日程の連絡待ちだそうで。
また、ペットクラブ会長であるイチロー家には、管理組合を通じてペットに関する苦情が結構寄せられるそうです。
しつけとマナー。最近イチロー母さまはこの辺のことをよく考えるそうで、今度の会報にはこの話を盛り込みたいので協力して欲しいと言われたので、了解いたしました。

犬を飼う上でのマナーというのは、こりゃもう常識だと思います。今更言うことじゃない。飼い主の意識だけでどうにでもなることです。
しかし、「しつけ」はちょっと難しい。飼い主の意識がどんなに高くても、一朝一夕にいくことじゃないから。
もちろん、これだって飼い主の意識が一番大事ですけど。飼い主のやる気が大前提です。

しかし、しかし。

犬をトレーニングする上で何よりも一番大事なのは「社会化」だと、我がトレーナーであるミスターフジタは口をすっぱくして言います。
うちからリンクしている、しつけの先生もしている美人獣医師ちまぎょろ先生もまた、同じ事を言います。
おそらく、大半のトレーナーさんが同じ事を言うのでしょう。
「社会化」とは何か。それは犬に色々なことを体験させることによって、それに慣れさせるということ。
人に慣れる、犬に慣れる、周囲の様々な音に慣れる、色々な場所に慣れる・・・etc。
慣れる=怖くなくなるということで、犬にも人にもフレンドリーで、多少のことではびくついて吠え立てたりしない子になる、というわけ。
社会化が上手くいけば、問題行動の半分以上は予防出来るんじゃないかと思えるほど。

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↑社会化レッスン中の昴。当時生後3ヶ月。

しかし、社会化に最適な時期というのは生後4ヶ月まで。この時期というのは大抵ワクチンを打ったばかりで、自宅待機を命じられている頃だと思います。
なので、大概の人は一番重要な社会化時期を逃してしまうのではないかと。
「社会化が大事」ということを知っていれば、うちのようにプロのトレーナーさんについていなくたって、飼い主がどうにか出来るでしょう。
お散歩が出来なくても、抱っこして外に連れ出せば、外の世界に慣れることが出来ます。
友人などを招いて、仔犬におやつをあげてもらったり、抱っこしてもらったりすれば、飼い主以外の人間にも慣れることが出来ます。
きちんとワクチンを打っている犬を招いて遊んでもらえば、他の犬にも慣れることが出来るでしょう。

ただ、これは言うのは簡単ですが、実際にやるとなると難しいのではないでしょうか。

抱っこ散歩に連れていくのと、友人等のお客さんにたくさん接してもらうのはそう難しくはないでしょう。
問題なのは、最後の「犬を招いて遊ばせる」だと思います。
「他の犬に知り合いなんかいないよ!!」という方が大半なのではないかと・・・(うちだってそうでした)
こういう場合、プロのトレーナーについていると、同じ年頃のパピーを紹介してもらえたりするので苦労はないのですが。うちもミスターにたくさんのパピーたちを紹介していただきました。
この点だけは個人の努力ではどうにもならない場合が多いし、
なのでこの問題をクリアしようと思えば、やはりパピー教室などに行くのがいいのでしょうね。
でもパピー教室自体も探すのが大変。ネットを使っても探すのに骨が折れるのに、ネットを使えないイチロー母さまのようなアナログ派には余計難しい話。
しかも、聞いたところによるとパピー教室は平日にやっていることも多いので、お仕事をされている方は参加したくても出来ない・・・ということもあるのだとか。
難しい!難しい問題ですよね。

だから本当は、もうちょっと自治体などがペット関係に力を入れてくれるといいんだけれど。
自治体が無理なら、獣医さんが主催してくれたりとかね(大きい病院ではやっているところもあるようです)
今は獣医というのは街にあふれるほどいるのだから、その獣医さんがもうちょっとしつけ問題に興味を持って関わってくれるといいと思います。
自分のところで開催するのが無理なら、開催しているところと提携して紹介するとか。
動物病院にしつけ教室やパピー教室のポスターが貼ってあったり、獣医さんの口からしつけについてのアドバイスなどを受けられると、飼い主だって興味を持つし、助かると思うんですよ。
全国の獣医のみなさま、どうでしょうか?

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↑社会化は上手くいったかもしれないけど、その他がダメダメな犬代表。

本日の名犬度。今日はいいこと言った!・・・と思う。母ちゃんに+10。

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↑うちのマンションに黒柴ちゃんがいるんだけど、その子も飼い主もあまり他人と仲良くしたいと思うタイプじゃないらしい・・・。残念!そんな我が家のマンションライフにドスッと応援を!

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コメント

おひさしぶりです。
リンクありがとうございます!
美人じゃないッスよ・・・
会ったことないのに・・・(でもエヘ)

ちょうど私もしつけ教室についての記事を書いたので、トラックバックさせていただきました。

ホント、社会化って大切なんですよね。
必要な時期にきちんとできている人が少ないので、怖がりな子が多いんですね。
それで自分でどうしようもなくなってからはじめてしつけ教室、という考えのようですね。
サキさんのような考え方の方が増えて、あちこちにしつけ教室が開催されるといいなと思います。

投稿: ちまぎょろ | 2006年8月 3日 (木) 09時04分

ちまぎょろ先生

いつも先生の記事をフンフンと頷きながら拝見させていただいております。
ちなみにワタクシの中では「美人獣医師」というのはちまぎょろ先生の「枕詞」として定着しております(笑)

トラックバックありがとうございます。
正直、昴を飼うまでは「社会化」なんて言葉を知らなかったワタクシ。
でも昴を飼おうと決めてから先生のブログを読んだおかげで、それが以下に大切か知りました。
昴を買ったブリーダーさんも、電話をかけたときに「うちでは生まれた犬を仔犬同士で遊ばせたりして、しっかり社会化させてからお渡ししています」と説明してくださったので、そこに決めたのでした。
もっともっと、こういう問題に対して関心が高くなればなあ、と思います。

投稿: 真島サキ | 2006年8月 3日 (木) 23時43分

うんうんうん(ひたすらうなずく私)
私もなずがうちに来た時から「パピーの頃から社会化を身につけさせなければ!!」と、パピー教室を探していました。
でも、おっしゃるとおり、なかなかない!あっても平日なんですよね~ふぅ。
そこでせめてもと、毎晩のようになず吉を抱っこして、夜のコンビニやドラッグストア、ビデオ屋さんにとでかけては、店の外で他のお客さんになでてもらったりしてました。

しかし、現在のなずがどういう状態かというと、社会化に大問題あり!と。
まあ、ブリーダーさんところにいてたときはともかく、それ以降、お散歩デビューするまで、一切よその犬と遊ぶことがありませんでしたからね・・・。
難しい問題ですよね、本当に。
ドッグカフェや洋服屋もいいですけど、パピー対象の教室から増えるといいですよね。

PS.アレ、やってますか(笑)?私はダンナにバカにされつつ、がしがしやってますよ~。

投稿: しばこ | 2006年8月 5日 (土) 23時57分

しばこさま

現在社会化訓練真っ最中のなずな家には、現実的な話だったかと思います。
やっぱり抱っこ散歩や人に撫でてもらうことは出来ても、他の犬と触れ合わせることだけは難しいのですよね。
その結果、なずってぃは現在特訓中なわけで・・・。
やはり社会化時期を過ぎてしまうと、大変なんだなあ・・・と思います・・・。

今日行ったドッグカフェには、ドッグスクールのポスターが貼ってありました。
こういうポスターをどんどん増やせればいいなあ、と願ってやみません。

あ、例のヤツはがっつりやり込んでますよ。昴がその被害を一身にかぶっております。

投稿: 真島サキ | 2006年8月 7日 (月) 20時56分

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ちまぎょろの病院です。 今の院長先生はとっても許容力のある先生なのですが、 私がやりたいことというのをかなり理解してくれています。 昨日エルちゃんを送って帰ってきたら、 みずからちまぎょろのしつけ関係商品のディスプレイを考えてくれていま....... [続きを読む]

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